中世の地図では世界がTの字に三分され、海図の余白には怪物が泳いでいました。実在しない島が何百年も描かれ続け、盗用を見破るための偽の町が地図に書き込まれました。世界を一枚の紙に写そうとした人々の工夫と、地図にまつわる奇妙な話を集めました。
地図の年代は、作られた年や写本の年によって幅があります。
64語
古い世界図
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丸い世界を、T字の水路で三つの大陸に分けた地図。
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中世ヨーロッパの世界図の総称。
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怪物や聖書の場面まで描き込まれた、イギリスの大きな世界図。
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キリストの体に世界を重ねて描いた、ドイツの世界図。第二次大戦で焼失。
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緯度と経度で地名を記した、古代ギリシアの地理書。
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粘土板に描かれた、世界最古とされる世界図。
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ローマの道路網を、細長い巻物に描いた地図。
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南を上にして描かれた、シチリア王のための世界図。
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王や隊商の絵を描き込んだ、中世の地図帳。
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アフリカまで描かれた、朝鮮の世界図。
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初めて「アメリカ」の名を記した世界図。
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角度が正しく、航海に便利な地図の描き方。高緯度が大きくなる。
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メルカトル図法では、アフリカほど大きく見えるグリーンランド。
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面積を正しく見せることを掲げて論争を呼んだ地図。
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地球を正二十面体に展開した、フラーの地図。
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地球を蝶の羽のように開いた地図。
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面積の比を保ちながら、長方形に展開した日本発の世界地図。
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オーストラリアで作られた、南を上にした世界地図。
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現存する最古の地球儀。アメリカ大陸はまだない。
地図の奇談
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古い海図の余白に描かれた、海の怪物たち。
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北の海を、多くの怪物とともに描いた海図。
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未知の場所に書かれたという言葉。実際の地図にはほとんどない。
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ナイル川の源とされた、アフリカの伝説の山。
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盗用を見破るため、地図にわざと書き込まれた架空の道。
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ミシガン州の公式地図に描き込まれた、二つの架空の町。
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地図に載せられなかった、軍事や原子力の町。
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軍事上の理由で、地図から施設を消したり歪めたりすること。
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国と同じ大きさの地図。ボルヘスの短編などに登場する。
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表現と現実を混同してはならないという言葉。
測量と地図作り
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伊能忠敬の測量をもとに完成した、日本の地図。
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禁じられた日本地図を持ち出そうとして、見つかった事件。
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国々を丸い形で並べた、日本の古い地図。
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名所や街道を描いた、江戸の人気の日本地図。
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経緯線を入れた日本地図を、初めて広めた人。
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三角形の角度を測って、遠くの距離を求める方法。
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インド全土を三角形の網で測った、長い事業。
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遠くから測られ、世界最高峰とされた山。
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数珠で歩数を数え、チベットを密かに測った測量者たち。
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巡礼に扮してチベットを測った、パンディットの一人。
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子午線の長さを測り、メートルを決めた測量。
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北極海から黒海まで、十か国をまたぐ測量の点の列。
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土地の高さの基準として、地面に埋められた標石。
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三角測量の基準として、山の上などに置かれた石。
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日本の高さの基準となる、東京の標石。
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海の上で、東西の位置を知ることができない問題。
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海の上で経度を測る方法に、賞金をかけたイギリスの法律。
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ハリソンが作った、懐中時計の形の航海用時計。
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フランスが長く基準とした子午線。
地図のかたち
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地図に使われる、施設や土地の印。
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同じ高さの点を結んで、土地の起伏を表す線。
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短い線の向きと密度で、斜面を表す描き方。
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距離を無視して、線を直線と角度で整理した路線図。
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ロンドン地下鉄の路線図を考えた、製図工。
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方位線が網のように引かれた、地中海の海図。
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椰子の枝と貝で、うねりと島を表した海図。
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海岸線の形を彫った、手で触って読む木片。
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多くの地図を一冊にまとめた本。
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最初の近代的な地図帳。
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コレラの死者の場所を記して、井戸が原因と突き止めた地図。
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ナポレオン軍のロシア遠征で、兵が減っていく様子を描いた図。
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ロンドンの通りを、住む人の暮らし向きで色分けした地図。
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人が頭の中に思い描いている地理。
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恋愛の道のりを、架空の国の地図にしたフランスの寓意図。
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人の性格や人生を、国の地図にたとえて描いたもの。
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