貝殻、塩、茶の塊、巨大な石の輪。人は昔から、みんなが価値を認めさえすれば、何でもお金にしてきました。紙切れが山のような値をつけ、チューリップの球根一つで家が買えた時代もあります。お金をめぐる、奇妙な歴史を集めました。
金額や相場の話は、当時の記録によります。
71語
いろいろなお金
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タカラガイなどの貝殻を使ったお金。
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アジアやアフリカで、広くお金として使われた貝。
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給料を意味する「サラリー」は、塩に由来するとされる。
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押し固めた茶の塊。チベットなどでお金として使われた。
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農具の鋤の形をした、青銅のお金。
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小刀の形をした、青銅のお金。
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顔のような模様がついた、貝の形の銅貨。
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四角い穴のあいた丸い銅貨。のちの銭の形の始まり。
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日本で作られた、初期の銭。
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和同開珎より古いとされる、日本の銭。
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朝廷が発行した、十二種の銭。
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中国から大量に輸入され、中世の日本で使われた銭。
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明の銭。織田信長が旗印に使った。
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江戸時代に大量に作られた、庶民の銭。
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楕円形の金貨。
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墨で書き込みをした、大きな楕円の金貨。贈答に使われた。
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各藩が発行した紙のお金。
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伊勢の商人が発行した、日本最古級の紙幣。
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宋の四川で生まれた、世界最古級の紙幣。
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大きな紙に刷られた、明の紙幣。
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最古の硬貨とされる、金と銀の合金の粒。
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金と銀が自然に混ざった合金。古い硬貨に使われた。
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フクロウが刻まれた、アテネの銀貨。
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ローマの銀貨。
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ヴェネツィアの金貨。
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ボヘミアの銀貨。ドルの名の由来。
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世界中で使われた、スペインの銀貨。八レアル銀貨。
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スペインドルを割って小銭にしたことから、「ピース・オブ・エイト」と呼ばれた。
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貝殻のビーズを連ねた、先住民の贈り物や貨幣。
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北太平洋の交易で、通貨のように扱われた毛皮。
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重さ二十キロにもなった、スウェーデンの板の銅貨。
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細長い鉄の棒のお金。
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腕輪の形をした、銅や真鍮のお金。奴隷貿易で使われた。
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赤い鳥の羽を巻き付けた、長い帯のお金。
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煙草や切手、インスタント麺などが、お金の代わりになること。
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捕虜収容所などで、煙草が通貨として使われたこと。
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イタリアの銀行が、チーズを担保に金を貸す仕組み。
熱狂と崩壊
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事業内容を明かさない会社など、熱狂の中で生まれた怪しい会社。
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ジョン・ローがフランスで起こした、紙幣と株の熱狂。
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フランスに紙幣を広め、大混乱を起こした金融家。
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物の値段が、とてつもない速さで上がること。
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紙幣が紙くずになり、子どもが札束で遊んだとされる時代。
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史上最悪のインフレ。一日で物価が三倍以上になった。
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ジンバブエで発行された、百兆ドルの紙幣。
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お金の単位を切り下げ、ゼロを減らすこと。
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銀行が危ないという噂で、預金者が一斉に払い戻しに殺到すること。
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女子高生の冗談から、取り付け騒ぎが起きた出来事。
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大臣の失言から取り付け騒ぎが広がった恐慌。
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金融恐慌のとき、急いで裏を印刷せずに作られた二百円札。
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新しい出資者の金で、前の出資者に配当を払う詐欺。
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国際返信切手を使った利殖を掲げて金を集めた詐欺師。
貨幣の奇談
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本物に似せて作ったお金。
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民間で勝手に作られた銭。
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質の悪い銭を嫌って、受け取りを拒むこと。
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金貨や銀貨の縁を削って、金属を盗むこと。
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削り取りを防ぐため、硬貨の縁につけられた刻み。
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造幣局の長官として、偽金づくりを追いつめたニュートン。
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刻印のずれなど、製造の失敗で生まれた珍しい硬貨。
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縁にギザギザのある、昔の十円玉。
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「一万円札の顔」として長く親しまれた紙幣。
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守礼門が描かれ、ほとんど見かけなくなった紙幣。
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ピラミッドの上に目が描かれた、アメリカの紙幣の図柄。
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マーク・トウェインの小説で、使えない大金の紙幣の話。
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国の借金の上限を避けるため、案として議論された硬貨。
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寺社に供えるお金。
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「ご縁」にかけて、賽銭に好まれる五円玉。
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地中に隠されたとされる財宝や金。
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正月に、子どもに贈るお金。
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祝儀や心付けを入れる、小さな袋。
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硬貨を貯める入れ物。
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豚の形の貯金箱。粘土の名から生まれたという説がある。
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