足の速い英雄は亀に追いつけず、部品を全部取り替えた船は元の船なのかと問われ、箱の中の猫は生きていて死んでいます。哲学者や科学者は、実際にはできない実験を頭の中で行い、世界の見方を揺さぶってきました。逆説と思考実験を集めました。
同じ問題に、複数の呼び名があるものもあります。
51語
古代からの逆説
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運動は不可能だと示そうとした、一連の議論。
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どの瞬間にも止まっている矢は、動いていないという議論。
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ゴールに着くには、その半分、さらに半分と無限に進まねばならないという議論。
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砂山から一粒ずつ取り除くと、いつ砂山でなくなるのかという問い。
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髪を一本ずつ抜いていくと、いつ禿げになるのかという問い。
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「この文は偽である」は、本当か嘘かという問い。
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クレタ人が「クレタ人はみな嘘つきだ」と言ったという話。
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刃も柄も取り替えた斧は、祖父の斧と言えるかという問い。
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子を奪ったワニが、自分が何をするか当てたら返すと言った話。
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等しい二つの干し草の山の間で、選べずに飢え死にするロバ。
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全能の神は、自分でも持ち上げられない石を作れるかという問い。
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何でも貫く矛と、何も通さない盾を売る商人の話。
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公孫龍が唱えた、白い馬は馬ではないという議論。
論理と数の逆説
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自分でひげを剃らない人だけのひげを剃る床屋は、自分のひげを剃るかという問い。
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「二十字以内で表せない最小の数」を、二十字以内で表してしまう矛盾。
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自分自身を表さない言葉を表す言葉は、自分自身を表すかという問い。
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ゲーデルが示した、証明も反証もできない命題が必ずあるという定理。
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球を分けて組み直すと、同じ大きさの球が二つできるという定理。
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体積は有限なのに、表面積が無限になる図形。
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海岸線の長さは、測る物差しを細かくするほど長くなること。
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期待値が無限なのに、誰も大金を払って参加しない賭け。
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片方に倍の金が入った封筒を、取り替えるべきかという問い。
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抜き打ちで行うと予告されたテストは、実施できないという推論。
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分けて見ると成り立つ傾向が、まとめると逆になること。
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赤いリンゴを見ると、「カラスは黒い」の証拠になってしまうという問い。
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ある時まで緑で、それ以後は青という色の名が、帰納を揺さぶる問い。
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未来を当てる存在の前で、箱を一つ取るか二つ取るかという問い。
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互いに協力すれば得なのに、裏切り合ってしまうという状況。
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みなが自分の得を追うと、共有の資源が荒れてしまうこと。
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誰も望んでいないのに、全員が同意して遠くの町へ出かけてしまう話。
思考実験
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猫の箱を開けた友人の外にいる人には、何が見えているのかという問い。
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少年アインシュタインが考えた、光を追いかけたら鏡に顔が映るかという問い。
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重い球と軽い球をつなぐと、どちらの速さで落ちるかという議論。
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回るバケツの水面がへこむのは、何に対して回っているからかという問い。
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山頂から十分速く撃った弾は、地球を回り続けるという考え。
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星が無限にあるなら、なぜ夜空は暗いのかという問い。
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過去に戻って祖父を殺したら、自分は生まれないという問い。
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誰も作っていないのに、時間の輪の中にだけ存在するもの。
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すべてを錯覚させる悪霊がいたら、何が確かかという問い。
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話し相手が機械か人か、見分けられなければ機械は考えると言えるかという試み。
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色についてすべて知る白黒の部屋の科学者が、初めて赤を見て何かを学ぶかという問い。
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コウモリの経験は、人には知りえないのではないかという論文。
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望む経験を何でも与える機械に、一生つながれたいかという問い。
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トロッコを止めるため、橋から人を突き落とすべきかという問い。
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定員を超えた救命ボートに、誰を乗せるかという問い。
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自分の立場を知らずに社会の仕組みを選ぶとしたら、という思考実験。
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落雷で死んだ男とそっくりに、沼から生まれた男は同じ人かという問い。
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体を分解して遠くで組み立てる装置で、同じ人が届くのかという問い。
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多世界解釈なら、観測者は決して死なないという思考実験。
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未来の人工知能が、協力しなかった人を罰するという、ネット上の思考実験。
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クリップを作れと命じられた人工知能が、世界を全部クリップにする話。
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